Lyroda nigra　(Cameron,1904)
【体長】7-12mm。
【発生期】夏季に活動する。詳細は不明。
【分布】本州、四国、九州、対馬、屋久島；朝鮮半島、中国、ロシア、インド。

以前はミツメトガリアナバチの和名で呼ばれていた。
日本産のものはヤマトコトガタバチ本土亜種・ヤマトコトガタバチ　L. n. japonica　Iwata,1933　とされる。
小動物の巣穴などの地中既存坑内に、長い主坑から10数cmの枝坑を出して、その先に育房を掘り、多房巣を作る。
キンモウアナバチの古い巣坑を利用した例が記録されている。
ヒシバッタ類を狩り、餌とする。
地面を非常によく走る。 営巣に利用した穴を埋めるメス。
小動物の穴や大型のアナバチの巣穴を利用するといわれる。
1980年頃、兵庫県加古郡。 地面を走る。
非常に速い。
1980年頃、兵庫県加古郡。 地中の巣に運び込まれたヒシバッタの一種。
縦に伸びた主坑は既存坑だと思われる。
1980年頃、兵庫県加古郡。 育房内のヒシバッタ。
まだ産卵はしていない。