Cerceris albofasciata　(Rossi,1790)
【体長】8-13mm。
【発生期】夏季に活動するが、詳細は不明。
【分布】本州、九州、対馬、大隈諸島；朝鮮半島、中国、ユーラシア。

日本産個体群は名義タイプ亜種（アカアシツチスガリ本土亜種・アカアシツチスガリ）C. a. albofasciata　(Rssi,1790)。
北海道から記載されたC. navitatis　Smith,1873　は本種のシノニム。
地中に多房巣を作るが、巣は浅く、10-15cmほど。
カメノコハムシ類などの、トゲハムシ亜科のハムシを狩る。
獲物を坑道に備蓄しながら、営巣を進める習性があるという。 セモンジンガサハムシを狩り、運ぶメス。
2017年7月30日、佐賀県唐津市。 セモンジンガサハムシを巣に搬入する。
地面のひび割れがめくれた部分などから、巣穴を掘り進めることが多い。
2017年8月12日、佐賀県唐津市。 トゲハムシの仲間を狩り、運ぶ。
2018年8月14日、佐賀県唐津市。 トゲハムシの仲間を巣に搬入する。
2018年8月14日、佐賀県唐津市。