Andrena parathoracica　Hirashima,1957
【体長】メス13-14mm。オス12-14mm。
【発生期】メス4-7月。オス5月。
【分布】北海道、本州、四国、九州、対馬；極東ロシア、朝鮮半島。

大型のヒメハナバチ。
比較的広食性。
山道脇の土手部分や神社の境内等、日陰～半日陰の地面に営巣する。
主坑と側坑の区分は不明瞭で、育房は直列に並ぶ。
花粉団子は上端が平面での半球形で、吸湿性の蜜に包まれているという。 花粉を集め帰巣する途中、葉上で休むメス。
2015年5月31日、佐賀市。 クロガネモチを訪花するメス。
2018年5月27日、佐賀市。 ウツギに訪花するメス。
2006年6月4日、佐賀市。 陽の当たらない神社の境内に出来た、小規模の営巣地。
2007年5月20日、佐賀市。 工業団地の敷地の周りの、崖に営巣する。
半日陰を好む。2005年5月15日、佐賀市。 後肢に花粉を集め、巣穴に入るメス。
2013年5月25日、佐賀市。 巣穴から顔をのぞかせ、外を窺がうメス。
2015年5月31日、佐賀市。